にぽぽのお散歩日記

お散歩中の景色、美味しいもの、お気に入りのものを気のむくままに綴っています。

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2012-02-12 (Sun)

江戸の味 体ぽかぽか 山くじら

江戸の味 体ぽかぽか 山くじら

ども にぽぽ です=*^-^*=     安藤広重 『名所江戸百景』 びくにはし雪中びくに橋は、京橋川に架っていた橋で、現在の銀座一丁目、西銀座ランプ付近付近にありました。あ!今日は江戸散歩ではなく、お目当ては“山くじら”の方でした(^^;明治時代以前の日本では、肉食の習慣はなかったというイメージがありますが、たぬきやら、兎、鯨、もちろん鳥のお肉は食べておりました。将軍のお正月は、鶴の肉団子が入ったお椀...

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ども にぽぽ です=*^-^*=



     2012ももんじや1
安藤広重 『名所江戸百景』 びくにはし雪中


びくに橋は、京橋川に架っていた橋で、現在の銀座一丁目、西銀座ランプ付近付近にありました。


あ!今日は江戸散歩ではなく、お目当ては“山くじら”の方でした(^^;



明治時代以前の日本では、肉食の習慣はなかったというイメージがありますが、たぬきやら、兎、鯨、もちろん鳥のお肉は食べておりました。
将軍のお正月は、鶴の肉団子が入ったお椀を食すのが恒例だったとか・・・
鶴を食べるなんて、今では考えられませんけどね。


その他、猪や鹿などの獣肉は、表向きは肉食忌避があったので、「薬喰い」と称し、体に滋養をつけるものとして食べられていました。
猪を「山くじら」や「牡丹」、鹿を「もみじ」と呼ぶなど、肉であることはあまり大っぴらにはしていなかったのですね。


江戸時代後期になってくると、獣肉を扱うお店も多くなってきたようですが、獣肉を好む人は、どちらかというと奇異な目で見られたようではあります。




江戸時代から続く「山くじら」を看板にしているお店が、

     201202ももんじや2


JR両国駅から歩いて数分、両国橋のたもとにある“ももんじや”さんであります。

     201202ももんじや3

“ももんじ屋”とは、獣肉を扱うお店のことで、“百獣屋”の字をあてたとか、尾のある獣や毛深い獣が嫌われて「モモンジイ」と呼ばれたから、などの説があります。



2月中旬までが猪の狩猟期間でありますので、友人を誘って行ってきました。
予約したのは、『野獣肉コース』。

野獣ですよ、女二人で野獣!!(笑)



お店に入ると“元”野獣たちがお出迎えしてくれます。

     201202ももんじや4


用意されていたのはお店の2階のお座敷。
それほど広くないお店なのに、お客様それぞれに個室対応・・・密室だ!



先付けで出てきたのは、猪の煮込み。

201202ももんじや6

ぜ~んぜん臭みはなく、硬くもなく、ホロっとまろやかな味。
おーいし~♪




そして、閉ざされた部屋の中で、女二人、真剣に鍋を見つめて・・・

201202ももんじや5

黒いお鍋に何かが浮いているように見えて、

「なんだろね、コレ」
「大きいキクラゲ?」



にぽぽたちのお部屋担当の若くてかわいらしい女性が、

「八丁味噌です。」


味噌だったかっ!


ということで、お味噌をときつつ、鍋の中に猪の肉をぎっしり投入。

201202ももんじや7


「煮込めば煮込むほどお肉はやわらかくなりますので、すこしお待ちください。
後でお野菜入れにまいりますね」

と、前出の女性退場。


201202ももんじや8

ビールから変えた芋焼酎をなめつつ、お肉が煮えるのをゆっくり待つというのもいいものです♪



201202ももんじや9

野菜が入ると、一層美味しそうな風景になりました。
食べごろまでもう少しかな~・・・ワクワクしますね。


お皿に肉を取り、山椒や七味を好みでつけて、ガシっと肉を齧る。
想像以上に猪はやわらかくて、前歯でハッシリとで切れて口の中へ。

でも、噛んでも噛んでもへこたれない肉らしい感触と、うま味がたまりません。
もともと赤い肉が好きなので、なおさら満足の美味さです。



一心不乱に肉を噛んでいるところに出された次のお皿。

201202ももんじや10

鹿肉の刺身!

今の日本で、生肉を出すとは!
しかも鹿だし!
伝統から来る揺るがない自信なんでしょうね、素晴らしいです。

「鹿だよ、しかー」
「猪はさあ、山にいるあるけど、鹿が山にいるイメージってないよねぇ」
「奈良にはいるよね、沢山」
「あの鹿は神様のお使いだから!獲っちゃマズイんじゃないの」

「でも、これからは奈良の鹿も美味しそうに見えちゃうよね」
「すごい付きまとわれたりして、鹿に」
「なんか、こいつから仲間の臭いがする とかいって」

と、どーでもいい事を言いながら、さらに鹿の竜田揚げ。

201202ももんじや11

鹿の肉も美味しい!
猪よりも、ちょっとやさし気だけど、しっかり肉だった。


芋焼酎もかなり進んでいるのですが、赤い肉との相性がいいのか、焼酎が水のようにスルスル入っていながら、酒に飲まれていく感覚はなし。
なんでしょうかね、飲んだそばから肉が焼酎のアルコールを分解していくのでしょうか!
いくらでも飲めちゃう感じがして、コワイ(^^;



コースの最後に大物登場。

201202ももんじや12

熊汁です。


201202ももんじや13

熊だと聞くと、肉も黒いような気がするけども、これも臭みはぜーんぜんなくて、ホロホロと崩れるほどやわらかく、うま味たっぷりのお肉でした。


先付けも、鍋も、お椀もすべて味噌味なのですが、不思議と同じ味に感じないのは、肉のうま味のせいなのかしら。



〆のうどんとアイスクリームを食べて、お腹はほどよくポンポコ。
結構な量の“野獣”を納めた割には、ズッシリくるような不快感もなく、軽やかな満腹感♪
そして、体の中からホカホカと温かい。


寒~い冬に最適な“山くじら”でありました。




ちなみに。
浮世絵びくにはし雪中 の右端にある“○やき 十三里”は何屋さんなのかというと、

栗(九里)より(四里)美味い→十三里 

201202ももんじや14

ということで、焼き芋屋さんなのでした。



今日も最後まで読んでくれて、どうもありがとう~~~ヾ(^∇^)
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NoTitle * by ROUGE
まさに「肉食系女子」ですね(笑)
獣肉を食べるの禁止していたのは知ってたけど
イノシシを「山くじら」って呼んでたの知らなかったな~


お肉やお魚自体、元々食べない私でも食べられるかなぁ?
赤味(ひれやササミ)なら何とか平気なの。

外国だったら「ジビエ料理」って感じかしら?(笑)

NoTitle * by イノぶた
私もジビエ料理だ~って!!
 
鹿・熊は食べた事あるけど・・・
イノシシは共食いになるから食べた事はありません 笑)

しかしながら 美味しそうな鍋だね!!牡丹鍋 

唐揚げって・・・鹿ってのが 興味があるね!!
美味しそうだから行きたいな!!

NoTitle * by タヌ子
山くじらと山くらげを間違えて、山くらげ専門店???って悩んでました(笑)
え~、狸も食べてたの?メチャクチャ臭そう!
猪は日本で一度シシ鍋を食べて、1000回咀嚼しても飲み込めないぐらい固くて、二度と食べたくないと思っていたけれど、フランスで赤ワイン煮を食べたら柔らかくて美味しかった。
もしかしたらお鍋もじっくり待たずにすぐに食べちゃったのがいけなかったんでしょうね。
がっつくとろくなことがない!
鹿は味わい深いですよね~。
大好きなお肉です。
野獣肉って食べるとすごく元気になった気がしますよね。
フランスのさつまいももどきのは五里ぐらいかな。

NoTitle * by フミヲ
おなかがすいたときに見ると
おなかがなってしまうにぽぽちゃんの食レポだー!
今回もいろいろなメニューを丁重に画像にとってて
スゴイ~。
私なんか食べたら忘れるので(おい)
ほんとすごいなぁと思います。
イノシシやシカの肉はもちろん
クマ??クマっすか???
なんでもかんでもいただいて怖いものないですね。
もう食べていないものといえばマンモーくらいですかね?
うぷぷv-12


NoTitle * by ようこ
こんばんは
さすが探究心旺盛のにぽぽちゃん! 興味はあるけど、変わったものが苦手な私は無理だろうな~
丹波の仕事をしていたとき、鹿肉料理の試食会など行きました。熊は食べたことないなあ…
うちの熊さんが、豚肉料理の味付けに失敗したとき、冗談で「熊の肉」と言ったら、皆さん珍しがって、あっと言う間に無くなったそうですよ。

隠語的に「ぼたん」「もみじ」などと呼ぶ話、興味深いです。「栗よりうまい」も。江戸の人は言葉遊びがしゃれていますね。

NoTitle * by shimicci
そのお店の前は通ったことがあって、
吊るされた毛皮がワイルドだな~と
思ってマシタ( ̄∇ ̄;)

わたくしも知ってか知らずか
たいがいのお肉はこれまで
おいしくいただいてきましたが、

く ま! とは・・・

うちの犬がビビリそうです(笑

NoTitle * by らいむ
うーん、ステキな女子会♪
イノシシは大好で、やっぱり冬の鍋がいいですよね。
クセも無く柔らかいので大好きです。
でも、この有名店には、昔から存在を知りつつ、
未だにご縁が無くって行ったことが無いんです。

猪も鹿も大好物ですが、狸は食した経験がありません。
なるほど、ももんじやへ行けば食べられる
んですね~。


NoTitle * by ソーニャ
私もタヌ子さん同様山くらげと勘違いしました。
ももんじゃ屋さんの看板は総武線からみえますよね。
大昔から視界に入っていて、父が「猪肉は臭いから
味噌仕立ての鍋で・・・」と聞かされていたので、
今だ食べたことがありませんでした。
でも鹿肉が食べられるのは知りませんでした。
鹿とトナカイは好きなんです。(^_-)
全個室ってやっばり後ろめたさがあった名残なんでしょうね。

NoTitle * by berry-berry
にぽたん、こんにちは♪  **ヽ▼o・ェ・o▼ノ** ♪

美女と野獣の会、楽しく拝見しました。
このお出迎えは、キョーレツね!! w( ▼o▼ )w オオォォ!!

ぼたんとか、もみじとか…
花札の世界を思い出させてくれて、粋ですよね。
実は先日、ダーリンが
鹿のお肉をブロックでもらってきたばかり。
なんでも、会社に鉄砲やる人がいるとかで。v-26
今、仕事柄包丁を扱っているので
練習がてら私、捌いてしまったのょ。
一度は味噌味で、お鍋。
次はカレーで、
今日のお昼はそのカレーを食べたばかりょ。
脂っこくなく、さっぱりなやさしいお肉ですよね。
けど、お刺身には驚きました!! ( ̄ェ ̄;) エッ?

お肉が、まだもう少し残っているから…
そっかぁ、竜田揚げという手があったのですね。
焼肉も考えたたけど、コレはいけるかもー♪

ところで、ウチよりもっと上の方では
鹿が群れで下りてくるって言ってましたょ。
100頭くらいで…。Σ(=∇=ノノヒィッッー!! 
いるんですよねー…山国には。

よく焼き芋やさんの車が
「栗より美味いおいも~だょ」
って、そこからきてたんだ。
お江戸の人って、ホント、ダジャレ好き。。。 v-286v-380

NoTitle * by tamirin
ここは有名ですよね。。。
今度行ってみたいところです~

鹿のお刺身は知り合いが、
銃で射止めた鹿を昔頂いた事がある~